極寒の農業祭。

基本的に、えにゃさんちのある高知は、南国土佐と言われるだけあって、とてもあったかいところです。

が、冬は冬、やっぱり寒いものは寒い!!

空はどんより、風はびゅうびゅう、そんな日は、できれば外に出たくないのが本音です。

 

さて、しかし今日は市内で農業祭がある模様。

長男は、毎度の事ながら、イベントといえば餅投げの思考回路が働き、行く気満々で朝からおりこうさんで過ごしてくれてます。

はぁ…行かねばなるまい。

 

農業祭には餅投げの直前に着き、最後尾の危険のなさそうな場所でスタンバイしてましたが、当然のことながら危険の無い場所＝餅の飛んでこない場所なので、長男はまったく拾えませんでした。

そうそう、すごい人がいたんですよ、グローブ片手に空中で餅をキャッチしてるの!!

なんと言いますか、準備のいい…。

次男を乗せたベビーカーの周りで、私が拾った餅を手渡すも、「自分でとりたかったよぅ」と半泣きの長男。

仕方が無いので壇上のはっぴを着たおじさんに協力してもらい、私が拾った餅を長男に投げてもらいました。

私「納得した？」

長男「うん！」

やっと笑顔の長男、掴みが決まらないとずっと引き摺る性格なので、私も助かりました。

おじさん、ありがとう！

 

農業祭では他に、農産物の展示即売やら、くじ引きやら、婦人部の軽食コーナーやらがあり、ひと通り遊ぶことができました。

米粉パンの試食と宣伝を兼ねたコーナーで、カレンダーの無料作成サービスがあったので、作ってもらいました。

２枚くれたので、ばぁばたちにプレゼントしてあげようかな。

ちなみに米粉パン、ホームベーカリーで、普通のパンの半分の発酵時間で、とても簡単に作れるらしいです。

ほんのり甘くて、もちっとした食感で、皮は少し固めでしたが、やわらかいところを次男が気に入ってパクパク食べてました。

昼食時は農協会館の中で、婦人部の販売していたカレーライスを３人でつつきました。

途中、長男が「トイレ！」と言い出し焦っていたら、相席にいたおばあちゃんが次男をみていてくれると言うので、お言葉に甘えて預かってもらいました。

長男、よりによって大きいほうだったらしく、しかもなかなか出きらず、かなり時間がかかってしまい、次男のことが気になって気が気ではない私でした。

しかし、慌ててトイレから戻ってみると、満腹になった次男、ベビーカーで爆睡。

あんた、大物になるわ…。

長男はおばあちゃんと仲良しになって、「今度遊びに来てよ！」だって。

親切なおばあちゃん、お世話になりました、ありがとう。

でも、よその見知らぬ人に赤ちゃんを預けるなんて、昨今の事情を鑑みれば、ある意味とてもハイリスクな行為です。

先日私もよその赤ちゃんを預かったりして、こういうのって田舎だからできることなのかも知れないけど、小さな助け合いが普通にできるのって、いいなって思いました。

 

眠ってしまった次男に上着をかけたので、その後とても寒ったけど、ちょっとだけあったかい想いができた一日でした。